
蜜蝋キャンドルは、ミツバチが巣を作るために分泌する蜜蝋(みつろう)を原料にしたキャンドルです。一般的なパラフィンキャンドルとは原料が異なり、燃やしたときの煙の量や香りに違いがあります。秋冬に需要が増えるアイテムですが、扱い方を知っておくと長く楽しめます。
01 パラフィンキャンドルとの違い
パラフィンは石油の精製過程で生まれる副産物です。安価で大量生産に向いていますが、燃やすと黒い煙が出やすく、香料を加えないと香りがありません。
蜜蝋はミツバチが花の蜜を集める過程で分泌するもので、天然の甘い香りを持っています。香料を一切加えなくても、火を灯すとほんのり甘い香りがします。燃焼時の煙も少なく、室内で使いやすいです。
02 芯の管理が燃焼時間を左右する
キャンドルを長く使うために最も重要なのは、芯の長さの管理です。火を灯す前に、芯を約6mmに整えてください。芯が長すぎると炎が大きくなり、すすが出やすくなります。
また、初めて火を灯すときは、蝋が端まで溶けるまで(小さいサイズで約1〜2時間)消さないことが大切です。途中で消すと、次回から中心だけが溶けて端が残る「トンネル現象」が起きます。
火を灯している間は、その場を離れないでください。燃えやすいものから離し、小さなお子さまやペットの手の届かない、安定した場所に置いてください。
03 秋冬のインテリアへの取り入れ方
蜜蝋キャンドルは、陶器の小皿の上に置くと安定します。豆皿をキャンドルトレイとして使うのは、実用的でもあり見た目にもまとまります。
夜に一本灯すだけで、部屋の雰囲気が変わります。読書のそばに、食卓の中央に。燃焼時間の目安は商品ごとに異なります。毎晩少しずつ使えば、長く楽しめます。
蜜蝋キャンドルは消耗品ですが、使い終わった後の容器(陶器や金属のもの)は別の用途に転用できます。最後まで使い切ることを前提に選ぶと、選び方が変わってくるかもしれません。